サボー・シルヴィア、ハンガリー出身、沖縄在住のイラストレーター・画家。

ハンガリーで高校生の時に見た日本のマンガとアニメがきっかけで、絵を描き始めた。マンガ家になりたいという夢を抱きながら、2014年に長野県の大学院生として来日した。大学院では日本の現代美術に現れる「かわいい」表現を研究しつつ、マンガも描き続けた。 勉強が大変だったり、夢を叶えられないことで落ち込んだりした時、長野の美しい自然、ハンガリーで見たことのない山の風景を見て心が癒された。

目の前の風景を描くことによって、自然と繋がり、「自然が語る物語を聞いている」ように感じる。いつも描いているかわいいいイラスト、キャラクターデザインに自然の描写を取り入れ、自然が語るストーリーをキャンバス上に生まれ変わらせて、イラストを作成している。

過去数年にわたり、長野の自然を探求してきたアーティストが2020年に「移りゆく、自然」の展覧会シリーズを開き、「自然が語る物語」を語った。

子供のころから遠い海を憧れたアーティストには、2020年末に沖縄へ引っ越すのは、夢が叶うように感じた。現在は沖縄を探求し、海と自然の物語を聴いている。漫画家になる夢も諦めずに、自然にインスパイアーされた作品を作り続けてる。